映画マイ・インターンでお洋服を学ぶ。スタイルは”人”を語る

旧ブログ復刻版

こんにちは!ゆうき@スタイルアドバイザーです。

いつもブログを見てくださり、ありがとうございます!

今回はK.K.さんから頂いたご要望をもとに書いたスタイル作りのヒントです。

 

「映画マイ・インターンでお洋服を学ぶ」と題して、

個人的な視点ですので、そういう見方もあるかも?というカジュアルな気持ちでご笑覧くださいね^^

 

※映画のネタバレを多少含みます。一部、どのシーンの解説なのか?わかるようDVDの再生時間を添えていますので参考になさってください。

 

ブログを書いてる人
ゆうき@スタイルアドバイザー

男性の外見の悩みを解消して自信と魅力に変える、メンズスタイルアップのアドバイザーです。もって生まれた骨格・肌色などから似合うスタイルを分析したり、英国ブランドでのフィッター経験を活かしたお洋服作りをお手伝いできます。仕事の受注が増えなくて困っていた起業家さんが年商3,000万円を達成して黒字転換。35歳女友達ゼロの男性に6年ぶりの彼女ができたなどの成果があります。

映画マイ・インターンでお洋服を学ぶ

マイ・インターン(原題:The Intern)は2015年にアメリカで製作された映画です。

 

ファッション通販サイトを運営する会社を、短期間で成長させた女社長ジュールズ(演者:アン・ハサウェイさん)

そんな彼女の会社に、シニア・インターン制度で採用された主人公ベンがやってくるというお話。

歳が離れた人と一緒に仕事をしていたり、人間関係を良くするヒントを得たい人にもオススメの映画ですよ。

 

主人公ベンのスタイル

ベンは70歳の老人。奥さんを失くして3年半。

悠々自適な隠居生活をしていたが、どこへ行っても家に帰ると虚しさを覚える人生に。

それを振り払う為に毎日外に出かけ、ぽっかり開いた穴を埋めたいと思っていた。

 

そんな日々の矢先、スーパーで見つけた高齢者のインターン募集のチラシを手に取ります。

「履歴書はもう古いから、自己紹介ビデオをYou Tubeにアップするように」

と書かれており、その夜ベンは自宅のクローゼットからお洋服を選び、スーツに着替えてビデオを撮影。

こうしてベンの挑戦が始まるのであった・・・

 

①全体的な印象は「自然体」

ベンのスタイルを一言で表すなら「自然体」と言ったところでしょうか。

スーツはクラシックな色柄を選んでおり、強く主張してくるようなモノはありません。

 

映画の冒頭、自宅のクローゼットが登場するシーンは圧巻でしたね!

キレイに陳列されたシャツ。数十本は並んだネクタイ。テーラーに置いてそうな上質な棚。

クゥ~~粋ですねぇ!こうもカンタンに心掴まれるとは思いも寄りませんでした(服バカ)

 

そして直後に映るライトグレーのスーツに、水色のボタンダウンシャツ、ワインレッド系のネクタイを合わせたスタイル。

アメリカのビジネスマンらしい雰囲気、1つのアイテムが悪目立ちしないバランスの良さを感じます。

 

シャツの色は白かブルー系。おそらくブルックスブラザーズでしょう。

スーツ同様に合わせやすい色柄をバランスよく使い分けている印象でした。

葬式を除けばボタンダウン一択。襟ボタンをきちんと留めて、襟のロールを出しているのも良かったですね。

ロバート・デ・ニーロさんは肩先はなで肩、首元はいかり肩傾向だとお見受けしますので、ボタンダウンが首元の立体感作りに一役買っていると思いました。

 

②フィッティングの印象

フィッティングの観点では、温厚な人柄を感じさせる印象でした。

ベンは70歳。スーツを仕立てた or 購入した時よりも痩せていたり、上半身が屈伸気味になっていると思われます。

 

鞄や仕事道具を長く愛用しているベンなら、スーツなども大切にしているハズ。

だからこそベンの全身が映るシーンを観ると、全体的にゆとりが感じられる見映えなのでしょう。

41:40頃 → 朝ジュールズを車で迎えに行くシーンが参考になります。

 

現役のビジネスマンがこうした見映えだと、なんとなく仕事できなさそうに見えますが^^;

ベンの場合は温厚な人柄を表すかのような見映え。これぞまさしく年の功?威圧感が感じられません。

隠居生活をしていた紳士ですから、現役のような覇気はさすがに無くなってますよね。

 

③ネクタイ選びに対する推察

個人的に印象深かったネクタイを3つ紹介しますね。

 

①4:46頃 → ベンが自己紹介ビデオを撮影する時に選んだネクタイ。

自宅のクローゼットに明かりを点け、迷わず手に取ったのがワインレッド系の小紋柄ネクタイです。

ライトグレーのスーツに水色シャツとの合わせで、この人仕事できそうだな!という期待感を感じました。

 

②7:58頃 → ベンがインターンの面接を受ける時のネクタイ。

ミディアムグレーのスーツに白シャツ、ネクタイはアーガイル&サザーランドストライプです。

エレベーターが開いた瞬間に目に入るため、見せ方がうまいなぁと。

 

③1:22:14頃 → ベンが風邪気味だというマットと挨拶する場面のネクタイ。

チャコールグレースーツに水色シャツ、落ち着いたグリーンベースにブルーのチェック柄ネクタイです。

数あるスタイルの中で、この配色が最も美しいなと感じました!木々が生い茂る景色と見事に合っていて、とてもエレガントなスタイルでしたね。

 

エレガントとは絵になること。絵になるとは自然の風景に馴染むこと。

目立つことは決してエレガントではない。周りの人に快適だと感じさせ、TPOを知り、馴染むことが大切だ。

※引用元:ロロ・ピアーナ6代目の最高経営責任者、ピエール・ルイジ・ロロ・ピアーナさんのお言葉
ゆうき
ゆうき

まさにこれを体現したスタイルが③ですね。一番観てほしいかも!

 

ベンのスタイルから学びたい事

ベンのスタイルは着用者の魅力を引き立て、相手にも好感を与える自然体のスタイル。

ライトグレー~チャコールグレーの濃淡スーツを使い分ける着こなしが、ビジネスシーンに取り入れやすいでしょう。

つまり、装いに見合う人間性を身に付けることも必要です。くれぐれも装いだけ見て満足せず、人生経験豊富なベンの人柄や振る舞いも観察しましょう。

 

ネクタイの色柄選びも注目したいポイント。

若い社員が多い会社とのマッチングを考えて、アーガイル&サザーランドストライプを選んでいる。という感じで、TPOと照らし合わせるのがコツです。

 

スタイル作りの参考になるシーンを挙げておきます。ぜひご笑覧くださいね。

  • 4:46
  • 7:58
  • 26:35(カバンのくだりは重要)
  • 30:28(全身見られる)
  • 41:15(全身見られる)
  • 49:00(身だしなみのくだりも重要)
  • 1:04:41(ハンカチのくだりも重要)
  • 1:22:14
  • 1:42:53(珍しくジャケパン)

 

スタイルは”人”を語る要素の1つ

初めてジュールズと面談した時、スーツは不要と言われても「スーツが楽なので」と答えたベン・ウィテカー。

カジュアル同様、スーツスタイルも自分が何者なのか?を語ってくれるんですよね。そんな事を改めて感じさせてくれた映画でした。

マイ・インターンをご覧になられた事がない人は、ぜひ一度ご覧くださいね。

ベンのスタイルはもちろんですが、人柄や振る舞い、言葉遣いなども大変勉強になりますよ。

 

P.S.映画でお洋服を学ぶというテーマで、アニーホールのワイドチノについてレポートしています。

ラルフローレンやバーンストーマーが再現したチノパンは、アメリカ服が好きな人は見たことがあるのではないでしょうか?

 

さいごまでお読みくださり、ありがとうございます^^

 

 

悩みは解消されましたか?

error: