着られる宝石|ホーランド&シェリー「ブルーサファイア」

旧ブログ復刻版

こんにちは!ゆうき@スタイルアドバイザーです。

いつもブログを見てくださり、ありがとうございます。

 

今回は「着られる宝石」というテーマで生地を紹介します。

滋賀県守山市のオーダースーツ店、DAVID LAYERさんで見させていただきました。

「生地の世界にはこんなのもあるんだな」くらいの、カジュアルな気持ちでご笑覧いただければ嬉しいです^^

 

ブログを書いてる人
ゆうき@スタイルアドバイザー

男性の外見の悩みを解消して自信と魅力に変える、メンズスタイルアップのアドバイザーです。もって生まれた骨格・肌色などから似合うスタイルを分析したり、英国ブランドでのフィッター経験を活かしたお洋服作りをお手伝いできます。仕事の受注が増えなくて困っていた起業家さんが年商3,000万円を達成して黒字転換。35歳女友達ゼロの男性に6年ぶりの彼女ができたなどの成果があります。

Blue Sapphire(ブルーサファイア)

英国の服地商社HOLLAND & SHERRY(ホーランド&シェリー)の

「Blue Sapphire」というラグジュアリーなスーツ生地です。

 

手触りは人間の肌以上になめらか。シャツ生地よりも薄いんじゃないか?と感じるくらいスマートな生地でした。

1mあたりの重量は180~220g、スーツとは思えないほど軽やかな着心地が得られるでしょう。

 

Super 200’sウールはヴィキューナ(平均11~14マイクロン)にやや近い細さ、平均13.5マイクロンです。

(※マイクロン:マイクロメートルのこと。0.001ミリメートル=1マイクロメートル)

カシミヤが大体14~16マイクロン。カシミヤより細い時点でスペシャルなウールと言えますね。

 

・・・せやかてSuper 200’sウール原毛を用いた生地は、探せば他にもあるワケで。

例えばロロ・ピアーナが好例でしょう。

 

ウール原毛にブルーサファイア粒子

Magnification of wool fibre embedded with sapphire particles

※引用元:Blue Sapphireのリーフレットより

 

  • Magnification:拡大図
  • wool fibre:ウール繊維
  • embedded:埋め込んだ
  • sapphire particles:サファイア粒子

→ まとめると”サファイアの粒子を埋め込んだウール繊維の拡大図”

パッと見で直接識別することはできませんが、ウール原毛を顕微鏡で見るとブルーサファイア粒子が埋め込まれているとの事。

 

最初この話を聞いた時は、ぶっちゃけ「そ、そうなんや」くらいの感想でした(笑)

でも、よくよく考えるとスゲェな!と。

粒子状のサファイアをウール原毛に絡め、それで糸を作って生地を織ろうという発想ですよ?

「アタマおかしいやろ」って(※褒めています)

 

生地が持つ夢やロマン

どういう経緯でアイディアが生まれたのか?

そして、このブッ飛びすぎてクレイジーなアイディアをよく実現させたよなぁと。

 

だって利益だけを追い求めていたら、ゼッタイに生まれなかったと思うんですね。

あなただったらやりますか?粒子状のサファイアをウール原毛に絡め、それで糸を作って生地を織るというアイディアを。

「そんなん売れへんやろ?」「誰が買うんだろう?」とか考えてしまいませんか?

 

僕はどういう人が買うんだろう?って考えてしまいました。

それがリアルと言うか、一般的な感覚かもしれませんが・・・

ゆうき
ゆうき

逆に言うと夢がないよなってΣ(^∀^;)

 

あ。やるかやらないか?は一旦置いといて。

「こんな生地があったらイケてんじゃね?」

「どこにも真似できない生地を作ってやる!」

 

Blue Sapphireはそんな魅力を示唆している生地なんです。

Super 200’sウールの高級素材だとか、サファイアが埋め込まれているとか、これらもスペシャルな特長なのは間違いないでしょう。

 

でも、そういったスペック以上にスゴイところがあります。

この生地が生まれるに至ったモノ作りの姿勢、意気込み、エネルギーです。

一見するとクレイジーなアイディアだけど、そこには目に見えない夢とかロマンがあるんですね。

 

それを本気で追いかけ実現させたというストーリー。

 

 

せやかて正直なところ、この生地でスーツを仕立てる人は少ないでしょう。

この生地でオーダーを受注できるフィッターも少ないと思います。

 

それは生地をスペックで比較するから。夢やロマンではなく、良くも悪くも現実的に考えて選択・提案するからです。

(※それがダメだという主張ではありません。何を重視するかの違いでしょう)

 

おカネとか実用性を考えたら、Blue Sapphireは庶民には贅沢品なんですよ?

あるとゴキゲンになれるかもだけど、別になくても困らない。フキゲンになるワケでもない。

だから欲しいと感じる人、受注できる人は限られてしまう。

それは自然なことでしょう。

 

それでもBlue Sapphireが存在する意味。

それは先ほど書いた通り、この生地が生まれるに至ったストーリーであったり、クレイジーなアイディアを実現させようとした人の想いではないでしょうか。

 

着る人にチカラを与えるモノ

というワケで、久々に暑苦しい内容となりました(笑)

スペックも大事だけど、それ以上にストーリーが大事。

だって着る人にチカラを与えるのは、スペックではないと思うからです。

 

P.S.Blue Sapphireに興味が湧いた人へ。

滋賀県守山市にあるオーダースーツ店 DAVID LAYERさんが取り扱っていますよ。

新店舗見学のレポートを書いているので、ぜひこちらもご笑覧くださいね。

 

さいごまでお読みくださり、ありがとうございます^^

 

 

悩みは解消されましたか?

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